英語によって、宮古から世界へ

英語によって、宮古から世界へ

いかがお過ごしでしょうか。
加藤です。

 

今年度、ご縁があって「宮古市地域通訳案内士」研修の英語講師を務めさせていただきました。
私の講義はつたない部分もあったかと思いますが、これまで宮古で経験してきたことを基に、ありのままにお話しさせていただきました。

参加された方々にとって、少しでも「気づき」があったなら嬉しく思います。

 

個人的な話ですが、今でも思い出すことがあります。

2012年、英検一級に合格したとき。

「身近な人」に合格の喜びを伝えたところ、言われた言葉。

「そんなの取っても、ここでは食っていげぇねぇ」

それが、悔しくて、悔しくて。

どうやってリベンジしてやろうかと考えてきました(根に持つタイプ)。

どうすれば「生産的な方法で」見返すことができるかな、と。

 

その後、いわゆる「インバウンドブーム」が到来し、宮古市もクルーズ船の誘致に奔走。

ご存知の通り、寄港数は年々増えていますね。

 私は初めて大型客船「スターレジェンド」を「通訳スタッフ」として迎え入れた日の感慨をよく覚えています。

「国際舞台って遠くにあるのではない。ここも国際舞台になり得るんだよなぁ」。

 みたいなことを藤原埠頭で感じました。

 

あれからラグビーW杯があり、コロナ禍での中断もあり。

私も全国通訳案内士を取得し、昨年度は宮古短大で英語講師を務めさせていただきました。

宮古のインバウンド黎明期に携われて本当に光栄でした。

そして、今年度の宮古市地域通訳案内士に挑戦する皆さんの真剣さを見て、あのときの私の「悔しさ」「リベンジ」は完結したのではなかろうか、と感じています。

 

AIの進化により、単純な「通訳」という作業の多くはその役割を終えるのでしょう。

 効率だけ考えれば、もはや英語学習は「割に合わない投資」だとも思います。

それでも。

「英語で思考し、発信する英語人格」を持つことは、人生の豊かさを2倍にするほどの価値がある。
って、考えたい(「自己正当化」と言われたら、その通りです)。

 

で、あの時の「ここじゃ食えねぇ」っていう言葉について。

 今思えば、それは「お前、やりたいことがあるなら、ここじゃない場所に行ってでもちゃんとやれよ。挑戦しろ」というエールだったのだろうな、と。

 

「(地元ではできない)自分のやりたいこと」と「地元を大事にすること」。

これをトレードオフにしない。

どうやってうまく両立させるか?

 これが、月の半分以上を宮古ではない場所で過ごす今の私の挑戦の一つです。

大袈裟に言えば、それが地域を持続可能にする方法だとも考えています。

 

なので、相変わらず「英語は翼」です。

遠くの世界へ飛び立つこともできるし、好きなときに戻ってくることもできる。

私も今後も試行錯誤を続けていきます。

(TOEIC満点の約束も果たせてないままっすね。。。頑張ります)

 

改めまして、宮古市地域通訳案内士研修にご参加の方々、お疲れさまでした。

これからも「宮古という国際舞台」を存分に楽しんでください。

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