小学生のころから彼を知っていたが、ちゃんと話をしたことはなかった。 ときどき給油に来てくれた。 どことなく気になる存在だった。 控えめで、いつも少し照れたように会釈をする人だった。 彼の遺体は私の自宅から近 […]
津波の語り部-震災から10日目くらいまでのこと②-
大叔父の遺体を確認するため、父親と一緒に遺体安置所に行った。 遺体安置所と言っても、地元の某体育館、私もよく知っている場所がそのような使われ方をしていただけなのだが。 悲しみと緊張でハラハラとしながら、ゆっ […]
小学生のころから彼を知っていたが、ちゃんと話をしたことはなかった。 ときどき給油に来てくれた。 どことなく気になる存在だった。 控えめで、いつも少し照れたように会釈をする人だった。 彼の遺体は私の自宅から近 […]
大叔父の遺体を確認するため、父親と一緒に遺体安置所に行った。 遺体安置所と言っても、地元の某体育館、私もよく知っている場所がそのような使われ方をしていただけなのだが。 悲しみと緊張でハラハラとしながら、ゆっ […]