私たちが大切にしている価値観。
いかがお過ごしでしょうか。 ゲストハウス3710(ミナト)、代表の加藤です。
首都圏はもう、桜の便りが聞こえる頃でしょうか?
こちらはまだ少し肌寒いですが、寒さの峠は越えた気がしています。
私はこの1年くらい、1、2週に一度のペースで自分の運営するゲストハウスに泊まっています。
仕事というより、「いち利用者」として。
夜は宮古の街へふらりと飲みに出かけたり。
「熱々の銭湯」に浸かったり。
宿に戻れば、その日出会ったゲストさんと鍋をつつくこともあれば、リビングの隅っこで一人、読みたかった本に没頭することも多いです。
翌朝はだいたい早起きして、1時間ほど閉伊川沿い(ラサの煙突を眺めながら)を散歩。
その後は、宮古駅の立ち食い蕎麦へ。
「この人たち、朝まで酒飲んでたんだろうな」っていう方々と、肩を並べて朝蕎麦をすする。
その人間味あふれる時間が好きだったりします。
ゲストハウスを運営するうえで、私が大切にしている言葉があります。
「近悦遠来(きんえつえんらい)」
“近くの人が喜べば、遠くから人がやってくる” 。
難しく聞こえるかもしれませんが、すごくシンプルです。
まずは自分たちが、この地域を、この時間を、全力で楽しむこと。
自分たちが心の底から笑って、幸せに過ごしていると、その「楽しい空気」は自然と伝播していく気がします。
いわゆる「地方創生」って難しく考えがちですが、本質はそこにあるんじゃないかな、と(風呂敷を広げました)。
まずは自分が楽しむ。
そうやって楽しみの輪を広げていると、遠くから「なんか楽しそうだな」って誰かが覗きにきてくれる。
岩手の方言で「かでで(仲間に入れて)」という言葉があります。
「楽しそう!私もかでで!」
そうやって来てくれた人を、「待ってたがえ!」って迎え入れる。
そんな温かい循環を、これからも作っていきたいなと思っています。
夜の宮古も、朝の宮古も、まだまだ私も知らないことがたくさんあるはずです。
もし、ちょっと日常から離れて深呼吸したくなったら、いつでも「かだりに(語りに/仲間に)」来てください(「かだる」≒「語る」⁉)。
一緒に、宮古の時間を楽しみましょう。

