宮古短大での講義を終えました。
今年の4月から週一で合計15回、宮古短大で英語の講義「外書購読Ⅱ」をさせていただきました。
本日(2024年7月30日)が最終講義でした。
「大変だったけど、楽しかったなぁ」というのが素直な感想。
「先生が一番勉強をしなければならない」と思い知らされました。
学生に行動を促すこと。そして、期待し過ぎず、ゆっくりと待つことが大切と実感しました。
世代の違いが生む価値観の違いを楽しみ、案外似ているパーソナリティを発見できました。
自分が大学生の頃、「若い人はもっと社会に怒れ」って上の世代からけしかけられると、「社会に不公正を感じるなら、若者に怒るように言う前に、あなたが社会を正すように行動すればよいのでは?」なんて感じていました。
でも、あのときのオッサン達の気持ちも分かるなぁって実感したり。
「資本収益率よりも経済成長率が低い」、つまり、労働により格差を縮めることが困難な社会。
人口減少に高齢化。
全国最下位の最低賃金。
それでも、課題は同時に事業機会である。
経営と情報を学んでいる学生達にはそう捉えて欲しい。
宮古にいるうちに行ってほしい場所と食べておいて欲しい物を表にして学生達に渡しました。
同時に、パスポートを取って海外に行ってみることを繰り返し勧めました。
学んで、行動して、すべてが有意義な体験となりますように祈っています。
授業を取ってくれた皆さん、これから社会に出て、自分なりの幸せを見つけられるでしょうか?
答え合わせのときに私はもういないし、制限時間・解答用紙・採点基準はすべて「あなたのこれからの人生」です(RADWIMPS「正解」です)。
模索する過程でまた会えたら、飯でもおごってください。
ありがとうございました。
お元気で。