みちのく潮風トレイルの記録1

みちのく潮風トレイルの記録1

2021年10月10日(日)、㈱日々旅(ゲストハウス3710)スタッフ3人でみちのく潮風トレイルを歩きました。

 

今回のコースは三陸鉄道の摂待駅からグリーンピア三陸みやこまで。

三鉄摂待駅。のどかでいい所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

朝10時頃に駅に到着。

いきなり駅の隣の野菜売り場のおばあちゃんからトレイルの入り口を教えてもらいました。

準備不足丸出しのスタート。「地元民だから、普通にいけるだろ」と軽く考えてきたけど、大丈夫か。。。

 

駅を出発し、国道45号線を田老方面へ。

坂道をしばらく登っていくと、トレイルの入り口が現れました。

トレイル、山道の始まり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

潮風トレイルの標識がコース沿いに多くあり、安心して歩けました。

改めてトレイルを整備した方々の苦労に感謝。

これ、大変な作業だったと思います。

お疲れ様です!ありがとうございます!

 

トレイルの入り口から山道に入ると車の走る音が消え、沢水が流れる音、虫や鳥の鳴き声が聞こえてきました。

道中、野生の動物に会うことはありませんでしたが、山道にはひづめのような足跡がありました。

カモシカ、でしょうか。

 

摂待から水沢地区までの道はそれほどの高低差もなく、歩きやすかったです。

 

そして、水沢地区へ。

住民に声をかけられ、ここでも道を教えていただきました。

また、「梨がたくさん採れたので食べていけ」、との嬉しいオファーも。

ハイカーに慣れており、歓迎してくださる。

水沢地区で住民より道を聞く。

 

 

 

 

 

 

 

 

住民の方「真っ直ぐ降りると、海の近くに出る。そこから急な斜面を登ればグリーンピアに着く。まぁ一時間半くらいかな」。

 

この時点で「急な斜面」という言葉がどうにも気になりましたが。。。

後で思い知らされることに。

 

お礼をし、山を歩いていくと教えていただいた通り海の近くへ出ました。

今回のコースでは唯一海が見える場所を通過。

水沢地区から田老方面へ少し降りた所に湾がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「潮風トレイルなのでやっぱり潮風を浴びたい」とスタッフの総意によりしばしば海を見ながら休憩。

釣り人の姿もありました。

 

ここまではほとんど疲れもなく、楽しみながら歩けました。

 

海に別れを告げ、またトレイルコースへ。

きれいな小川沿いをどんどんと山の方へ。

そして、どうやらその小川を渡る必要があることに気が付きました。

水沢地区の湾の近くの小川。ここを渡るコースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小川とはいえ、渡ってみると石には苔が生えて滑りやすい。

慎重に渡りました。

 

ちなみに、うちのスタッフの一人は微妙に落水。

行かれるときは気を付けて下さい。

 

川を渡るとすぐに山登り。

 

はじめは余裕でグングンと登りました。

しかし、途中で「あれ。これってどこまで続くの?きつくなってきたんだけど。。。」と今回はじめてキツイという感情の沸き上がり。

 

水沢地区の住民の方が仰っていた「急な斜面」とはこれか!と思い出しながら、スタッフ全員無言になりながら登りました。

 

二度の休憩をはさみ、「明日は筋肉痛だな」という思いを抱え、吹き出し始めた汗をぬぐいながら歩いていくと急に道が平たんになり山道が終わり、舗装された道路が現れました。

 

急な斜面を登り、急に現れた道路はグリーンピアの敷地内の道路でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここ、もうグリーンピアじゃん!」と驚きとともにゴール。

12時30分、グリーンピア到着。約2時間半のみちのり。

グリーンピアをみて辿り着いた喜びをかみしめました。

安堵と疲れからしばしば座り込み。

 

天気がよく、住民の方の協力があり、とても楽しく歩くことができました。

 

急遽1900円のハイキングシューズをワークマンで買い、地図も持たずに歩き始めた「にわかハイカー」でしたが、今後も続くトレイル旅の幸先のいいスターを切れたと思います。

 

次はグリーンピアから田老の中心部まで行きたい。

今後も歩き続けたいと思います。

一緒に歩きたいという方はご連絡下さい。

miyako.gh@gmail.com

 

また、ゲストハウス3710はハイカーさんのサポートもしていきます。

トレイルの思い出を共有していけたらうれしく思います。

 

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